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印刷の原点、活版印刷機「プラテン」が教えてくれた、印刷の本質。

印刷部 工場長|技術者・オペレーター 田辺 大輔

2000年、印刷オペレーターとして松美システムに入社。
活版印刷、オフセット印刷、オンデマンド印刷、特色インキの調合を担当。
精密な特色調合と安定した印刷技術に定評があり、現在は松美堂活版印刷所の工場長として現場に立っている。

活版印刷を軸に、工場全体を支える技術者として。 赤羽工場(松美堂活版印刷所)で、活版・オフセット・オンデマンドまで幅広く扱い、特色インキの調合を担う田辺さん。 入社当初は、「活版はいずれなくなるもの」と、印刷業界の将来に希望を持てなかった時期もありました。 その価値観を大きく変えたのが、ドイツ・ハイデルベルグ社製の活版印刷機「プラテン」との出会いです。 構造が“見える”活版印刷を通して、機械の仕組みや、色・圧・紙の関係性が一気につながった瞬間。印刷は、勘や経験だけに頼るものではなく、「意図をもって再現できる技術」だと実感しました。 活版の個性、データでは決まらない特色の色づくり、そして最後に頼りになる人の目。技術と感覚の両方を行き来しながら、活版印刷の価値を次のステージへ引き上げるため、日々のしごとに向きあう田辺さんに、お話いただきました。

現在のお仕事について

インタビュー風景

活版を軸に、工場を支える技術者として

赤羽工場、松美堂活版印刷所の技術者として働いています。活版印刷を中心にオフセット印刷やオンデマンド印刷まで幅広く対応しています。特色インクの調合も私の大切な役割で、会長と2人で現場を切り盛りしています。

入社のきっかけと、働いてみて

会長(右)と

未経験から始まった、印刷の現場

入社のきっかけは会長の友人から声をかけてもらったことでした。当時は別の仕事をしていましたが辞めたばかりでした。印刷は全くの未経験。でも機械を見たり触ることが好きだったので未知の世界で面白そうだなと思って挑戦しました。 実際に働いてみると雰囲気が良く、アットホームな社風が自分の性格にも合っていて、自然と馴染むことができました。

過去から現在について

業界の未来を悲観していた過去

実は以前は、印刷業界の未来を悲観していました。周囲からも、印刷業界は将来性がないと言われ、自分自身もそう感じていた時期があったんです。売り上げも下がり、活版印刷もいずれなくなるだろうと思っていました。 そんな中、社長がこれまで使っていた活版印刷機よりも、さらに古くて大きいドイツ・ハイデルベルグ社製の活版印刷機「プラテン」を導入したんです。正直、「なぜ?」「どうして?」という思いしかありませんでした。 会長が、これまで見たこともないほど苦労している姿を目の当たりにし、あまりにも大変そうで。正直、後ろ向きな気持ちでした。

プラテンとは

ドイツハイデルベルグ社製のプラテンの写真

ドイツの老舗印刷機メーカー ハイデルベルグ社製の活版印刷機。プラテンは、現在の印刷機の構造につながる“印刷機の原点”ともいえる存在で、圧・版・紙の関係を目で見て理解できるのが特徴。

戸惑いから始まった、プラテンとの日々

プラテン機を操作する様子

そんな中、夏子さんに頼まれて、しぶしぶプラテンでの印刷に取り組み始めました。最初は本当に難しく、うまくいかない日ばかりでした。 ところが、少しずつ何かが見えてきて、ある日、すべてが思い通りに刷り上がる瞬間があったんです。その瞬間を境に、まるで点と点がつながるように、活版印刷だけでなく、オフセットや他の印刷機の仕組みや特性まで、一気に理解できるようになりました。

きっかけは、活版印刷所の見学

大きなきっかけとなったのは、活版印刷所の工場見学でした。ある日、社長に半ば強引に(笑)連れられて見学に行き、そこで職人さんにプラテンのことを相談したんです。すると、「この小さなクリップを使えば、印刷が安定するよ」と教えてくれて。 自社にも同じパーツはありましたが、これまで使ったことはありませんでした。帰ってすぐに試してみると、そのパーツがぴたりと機能し、思い通りの印刷ができたんです。しかも、そのパーツがなぜ機能しているのか、その仕組みがすべて“見える”。その瞬間、他の印刷機の仕組みも一気につながりました。

一般的に、印刷機は、中の構造が見えません。うまく刷れたとしても、「なぜうまくいったのか」までは分からず、どこか雲をつかむような感覚が常にありました。でもプラテンは、すべての構造が目に見える。だから、なぜうまくいったのかを、直接見て理解できるんです。しかもプラテンは、印刷機の原点。形や方式は違っても、仕組みの本質は同じなんですよね。それで、他の印刷機の構造理解まで一気に深まりました。 まさに、晴天の霹靂でした。

すべてがつながった瞬間、見える世界が変わった

プラテンをきっかけに、オフセット印刷機(左)の理解も深まった

それまでは、どの印刷機も、うまくいく設定はできても、どこか確信が持てず、「なんとなくこうすればうまくいく」といった感覚や経験に基づく“勘”を頼りに仕事をしていました。 けれど、あの日を境に、出したいイメージに対して、明確な意図を持って設定し、意図した通りに刷れるようになったんです。この違いは、僕の中で本当に大きかった。まさに、ターニングポイントでした。

その日を境に、毎日が楽しくなりました。悲観していた気持ちも吹き飛び、「印刷って、こんなに面白い仕事なんだ」と思えるようになったんです。

まずやってみることの重要性

背中を押してくれた夏子さんと、無理やり見学に連れて行ってくれた社長には、今でも感謝しています。この経験を通して、たとえ最初は興味が持てなくても、まずはやってみることの大切さを学びました。

活版印刷について

ドイツHEIDELBERG社製のプラテン機を操作する様子

「同じ条件でも、同じ仕上がりにならない」活版の魅力

活版印刷の魅力であり、同時に難しさでもあるのが、「同じ機械で、同じ条件で刷っても、まったく同じ仕上がりにはならない」という点です。 職人の手の感覚や、版の摩耗、扱う人の違いによって、仕上がりにはわずかな個性が生まれます。その微妙な違いに、人の温もりを感じられる。それこそが、活版ならではの魅力だと感じています。 一方で、再印刷となると話は別です。多くのお客様は「前回と同じ仕上がり」を求めます。活版の魅力として捉えていた“個性”が、時に“誤差”として受け取られてしまうこともあるんです。なので、最初は、判断に迷いがありました。

個性と再現性の狭間で、最適解を見つけるまで

大きな転機になったのは、リピートのお客様から「前と少し違う」とご指摘をいただいた経験です。 確認すると、担当者が違い、その担当者の微妙な好みが仕上がりに反映されていたんです。それまでは、その違いこそが活版の魅力だと思っていたので、自分たちの“良さ”が、お客様にとってはそうではない、という事実は、大きな学びでした。 また、活版では樹脂製の版を繰り返し使うため、印刷を重ねるうちに摩耗したり、圧で割れてしまうことがあります。大量印刷の途中で、たった一つの濁点の欠けに気づき、すべて刷り直したこともありました。 こうした、経験を通じて、印刷の考え方を大きく見直しました。

初回と再印刷で、判断軸を変える

まず、お客様に納品した際の、最も美しい状態の印刷見本を保管し、誰が刷っても同じ仕上がりを再現できる体制を整えました。それから、版のチェックも徹底し、「まだ使えそう」ではなく、「先を見据えて」早めに交換する。やはり、版が新しいほど仕上がりは美しいんです。 初回は、お客様の好みに合わせて調整する。再印刷では、最初に納品した状態を正確に再現する。それが、今の活版印刷における自分たちの軸となりました。 この考え方に切り替えてから、お客様の満足度は一気に上がりました。正直とても嬉しかったですね。

特色印刷について

特色を練る様子
特色を練る田辺さん。インキナイフと練り版を使って色を再現する

データでは決まらない色と向き合う

特色インキの調合は、配合表どおりに作っても、思い通りの色にならないことが多いんです。紙の種類や、気温・湿度といった環境条件によって、色の見え方が微妙に変わってしまうからです。 その変化を読み取り、狙った色に近づけていく。そこに、特色印刷ならではの難しさと面白さがあります。

印刷方式によって変わる、調合の考え方

あまり知られていませんが、活版印刷とオフセット印刷では、特色インキの調合の考え方そのものが異なります。 多くの場合、オフセット用の配合表はあっても、活版専用の配合表を持っているお客様はほとんどいません。 活版印刷は、薬品や水を使わず、インキと紙だけで刷る、とてもシンプルな方式。その分、圧をかけることでインキが紙の内部まで沈み込み、オフセットとは異なる色の出方になります。結果として、同じ配合でも、活版では色が濃く見えることが多く、それを見越した調合が必要になります。

活版もオフセットも理解しているからできること

オフセットだけでなく、活版印刷の特色まで対応できる。この両方を理解したうえで色をつくれることは、ショウビの大きな強みだと感じています。 データだけに頼らず、紙・インキ・印刷方式・環境条件を総合的に見ながら、「その現場で、その印刷に最適な色」をつくる。それが、ショウビの特色印刷です。

インクを練る様子
ショウビの緑の再現。原色を混ぜていく

インクを練る様子
徐々に色が近づいてきた

活版も、特色も、最後に頼りになるのは、人の「目」

活版印刷も、特色印刷も、どれだけ条件を整えても、完全に同じ仕上がりになるとは限りません。だからこそ、最後に頼りになるのは、やっぱり人の“目”です。

データ上正しいか、より重要なこと

特色の調合では、配合表どおりに作っても、紙の種類や気温、湿度によって見え方が変わります。 経験による勘も大きく、最終的には人の目で判断するしかありません。データ上は合っていても、実際に見たときに「違う」と感じたら、それはやっぱり、違う色なんです。

自分の目を信じすぎないことも大事

練りあがった特色インク。
練りあがった緑色のインク(奥)は、ショウビのアクセントカラー

とはいえ、自分の目を信用しすぎないことも重要。仕上げの工程では、必ず複数人で確認し合います。人それぞれ感じ方が違います。複数の目を通すことで、ズレを防ぎ、精度を高めていくことができるんです。そうやって、人の感覚と目を重ねながら、活版印刷にも、特色印刷にも向き合っています。 私は、こうした微調整を重ねていく過程そのものに魅力を感じています。明確な答えがないからこそ、探究しがいがあって、もっと上手くできるようになりたいって強くって思える。楽しいです。

やりがい

頭の中にある「色」の再現

やりがいを感じるのは、お客様の頭の中にある「色」を再現できたときです。 ロゴマークのように数値が決まっている色は、比較的調整しやすい。一方で、特色印刷では、 「こんな雰囲気の色にしたい」 「言葉では説明しづらいけど、こういう感じ」 「どこかで見た、あの色」 といったように、イメージだけを共有いただくことも少なくありません。 そういう場合、簡単に正解は見えません。でも、だからこそ、私は強くやりがいを感じます。自分の経験や感覚、技術が、そのまま試される瞬間だからです。

「欲しかったのは、この色」と言われた瞬間

あるとき、お客様から、特定のイメージをもとにした色づくりのご依頼がありました。 ヒアリングをもとに色をつくり、印刷して確認していただいたものの、お客様の中で意見が分かれ、本当に求めている色がなかなか定まらない状況が続きました。 何度もヒアリングを重ね、色の由来や背景を調べ、試作を繰り返しながら、少しずつ方向性を絞っていきました。 最終的にたどり着いた色をお見せしたとき、 「これが欲しかった色です。」 そう言っていただけたんです。 その瞬間、これまでの苦労がすべて報われたような気がしました。今でも、強く印象に残っている経験です。

大切にしていること

言葉の裏にあるイメージを汲み取る

お客様が思い描いているものを、できる限り正確にカタチにすること。たとえば「カッコいい仕上がりにしてほしい」と言われても、その“カッコいい”は人によって違います。だからこそ、その言葉の裏にあるイメージを汲み取り、どう印刷で表現するかを考え続けることを大切にしています。

機械への向き合い方は、仕上がりに表れる

もうひとつ、大切にしているのが、機械を丁寧に扱うことです。 ショウビでは、印刷機を日に2回洗い、終業時には磨いてから帰ります。特色印刷が多く、前のインクが少しでも残っていると誤差が出やすい。だからこそ、機械を常に清潔な状態に保つことを、何より重視しています。 機械に魂が宿っているわけではありません。でも、手をかけ、愛情を注ぐほど、その想いが仕上がりに返ってくるんです。逆に、ぞんざいに扱っていると、やはり仕上がりも良くありません。 これは同業の人ともよく話すことですが、本当にその通りだと感じています。

チェースをセットする様子

世代を超えて受け継がれてきた姿勢

この姿勢は、入社当初に会長から教わりました。 最初は正直、少し面倒だと感じていたのも事実です。でも続けるうちに、機械への愛着だけでなく、仕事への向き合い方や、仕上がり、そして自分自身にも影響していることに気づきました。 今では、機械を磨くことは、僕が仕事をする上で欠かせない、大切な仕事の一部になっています。

「当たり前」が、「誇り」に変わった瞬間

とはいえ、最初は、それが特別なことだとは思っていませんでした。他社も、同じように、綺麗にしていると思っていたので。 でも、お客様や修理業者の方が来社する度に、「こんなにきれいな機械は見たことがない」と言われ、「実は、簡単なことではないのかもしれない」と思うようになりました。それから、より強い誇りを感じるようになりました。 仕事を通じて、仕事への向き合い方や姿勢を教えてもらえる機会は、そう多くありません。こうした姿勢を教えてくれた会長には、感謝しています。

良い印刷を生む、循環を守り続けたい

大切に扱うからこそ、いい仕事をしようと思える。その積み重ねが、良い印刷につながっていく。お客様の想いを汲み取ることも、機械に愛情を注ぐことも、どちらもショウビに息づく文化です。この姿勢を、これからも大切にし、受け継いでいきたいと思っています。

ショウビの魅力

とりあえずやってみよう!精神が、ショウビの魅力

ショウビの良いところは、みんながとてもポジティブなところです。「とりあえずやってみよう」という前向きな気持ちがあるんですよね。それに、販促・印刷・システムと、まったく異なる3つの部署があることで、多彩なアイデアの掛け合わせができるのも大きな強みです。 私や会長は根っからの職人なので、きれいに仕上げたり、今ある技術の中でどう工夫するか、という発想が中心になります。一方で、夏子さんやはるかさんは、まったく違う視点から、自分では思いつかないような印刷方法や表現のアイデアをたくさん持っているんです。

ワクワクラボは、職人とアイデアが交差する場所

以前は、そんなふうにお互いのアイデアを話す機会があまりありませんでしたが、「ワクワクラボ」ができてからは、頻繁に意見を交わすようになりました。 私は、印刷の視点でアイデアを出したり、実働部隊として再現を担当し、技術的なアドバイスをしながら、みんなで一緒に“面白いものづくり”ができるようになったんです。今も次々と新しいアイデアが出ていて、試し刷りも進んでいます。私自身も、活版印刷の最大サイズである角2サイズでの印刷をテーマに、展示会(活版TOKYO)への出品を目指して取り組んでいるところです。

ゴールを共有したことで、ショウビの良さが動き始めた

自分の知識や技術を活かして、仲間と協力しながら新しいものづくりに挑戦できるのは、本当に楽しい。「ワクワクのつくり手」というコンセプトを掲げてラボを立ち上げたことで、自ら“ワクワク”を探しに行くようになり、これまで以上に、さまざまなことにアンテナが向くようになりました。

普段のこと

神社仏閣巡りが、最近の楽しみ!

友人数人と東京都内の神社仏閣や博物館、歴史的遺産を歩いて巡ること。 この散策が最近の楽しみです。朝から晩まで歩くので、3万歩は必ず行きます。友人に誘われて参加したのがきっかけでしたが、知らない町のことを知るのが楽しくて、今ではすっかり夢中になっています。

おすすめスポットは、赤穂浪士47士が眠る泉岳寺

最近は「東京十社めぐり」を達成しました。歩いた距離はトータルで百十数キロ。中でも印象に残っているのは、靖国神社と、忠臣蔵で知られる泉岳寺です。どちらも多くの参拝者で賑わっていましたが、木々の美しさや石碑の静かな佇まいに、心が落ち着くひとときでした。 泉岳寺は、赤穂浪士47士すべてが祀られているお寺です。お線香を上げるといっても47人分ですから、渡されるお線香の束も手に抱えきれない程。参拝者が次々と火をともすため、境内は常に煙に包まれています。その中で、線香が無くならないよう気を配りながら、一人ひとりにお線香を上げ手を合わせていくんです。とても印象的でした。意外と知らない人が多いので、今では友人にもよくおすすめしています。

その土地ゆかりの美味しいものを食べるのも、楽しみの一つ

歩き疲れた頃には、決まってお蕎麦屋さんへ立ち寄ります。注文するのはいつも「天盛り」。冷たいツユの日もあれば、温かいツユの日もあり、天ぷらも野菜やエビ、かき揚げなど、お店ごとに違っていて面白いんです。歩く、祈る、味わう――そんな一日が、今の私にとって最高のリフレッシュです。

ワクワクの瞬間

仕事も日常も、すべてがワクワクのヒント

技術が向上できたことで今までよりももっと良い印刷ができると考えている時ですね。 明日の印刷の進め方だったり印刷の設定だったり、プライベートで色んなアイデアを目にした時です。これまで素通りしていたようなお店も、これはショウビの工場に活かせるかもしれない。これはシステム開発に活かせるのでは?って思ったり。 印刷はもちろんですが、他部署の開発アイデアなんかに気づいた時はワクワクします。

将来の展望

技術向上への想い

まずは、もっと高度な技術を要する印刷物に挑戦していきたいです。高いクオリティを求められる、部数限定の作品や、有名作品の活版印刷での再現など。難しい仕事ほど大変ですが、それが自分の成長につながり、ショウビの存在や活版の魅力を、より広く伝える方法になると思っています。

活版の価値を、次のステージへ

また、印刷物を作るだけでなく、店舗の改装や、活版の価値そのものを高めていく活動にも、積極的に関わっていきたいと考えています。 以前は、職人として、「いいものを刷ること」こそが自分の役目だと思っていました。そのため、印刷以外のことにはあまり関心がなく、新しいことに積極的なタイプでもありませんでした。でも、プラテン機や、店舗見学を通じて、考え方が大きく変わりました。

魅力って、案外伝わっていないのかも。 ――「体験」としての活版に感じた可能性

特に印象的だったのは、社長に連れて行ってもらった活版印刷所での体験です。店舗に足を踏み入れた瞬間の衝撃は、今でも鮮明に覚えています。 印刷機の配置、空間づくり、印刷物のディスプレイ。どれも特別なことではないのに、印刷の魅力や誇りがきちんと「見える形」になっていてる。これまで、そんなこと考えたことも無かったので、そのすべてが、新鮮な発見でした。 「自分たちが大切にしてきた活版の魅力は、まだ十分に伝えきれていないのかもしれない。」 それから、考えがガラッと変わりました。 現在、松美堂活版印刷所の店舗改装計画が進んでいます。ぜひ実現させたいと思っています。

「ショウビと言えば活版」と言われる部署を目指して

これからは、新しい挑戦も積極的に受け止め、部署を越えた活動にも携わりながら、「活版と言えばショウビ、ショウビと言えば活版。」そう言っていただけるよう、松美堂活版印刷所を、もっと成長させていきたいです。

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