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活版印刷って、こんなこともできる。ペーパーサミットジャパン2026出展レポート

活版印刷って、こんなこともできる。ペーパーサミットジャパン2026出展レポート

2026年7月24日(金)・25日(土)、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催された「ペーパーサミットジャパン2026」に、SHOBIが出展しました。
>ペーパーサミットJAPAN(https://japan.paper-summit.com/)

ペーパーサミットジャパンは、全国の印刷会社によるオリジナル商品の販売をはじめ、紙にまつわるアートやワークショップ、セミナーなどを通じて、紙や印刷の魅力を見て、知って、感じるイベントです。初開催となった今回は、2日間で4,125名が来場しました。

SHOBIが今回出展した目的のひとつは、「活版印刷って、こんなこともできるんだ」と知ってもらうこと。

東京・北区赤羽にある私たちの工場でつくった、さまざまな活版印刷の商品を持って参加しました。

活版印刷を「商品」で見てもらう

今回のブースでは、SHOBIが企画・制作したオリジナル商品を展示・販売しました。

「大豆さんコースター」「鳥のメモ帳」「活版POPカード」「活版ノート」「活版缶バッジ」「カレンダー」など、並んでいる商品はすべて活版印刷を使ってつくったものです。

同じ活版印刷でも、紙やデザイン、色、押し方、商品の形が変わることで、仕上がりの印象は大きく変わります。

名刺やカードだけではなく、ノートやコースター、缶バッジなどにも展開できる。

そうした活版印刷の表現の広がりそのものを見てもらうことも、今回の展示で伝えたかったことのひとつでした。

「これも活版なんですか?」から始まる会話

会場で印象的だったのは、印刷業界の方であっても、活版印刷について詳しく知らない方が意外と多かったことです。

商品を手に取っていただきながら、活版印刷の仕上がりやつくり方について説明すると、技術的な質問をいただく場面もありました。

私たちにとって日々身近に接している活版印刷ですが、まだまだ知られていない。

だからこそ、完成した商品を実際に見て、触ってもらうことの大切さを改めて感じました。

写真や画面ではなかなか伝えきれない、紙の手触りや印刷された部分のわずかな凹凸、インキと紙が合わさったときの表情。

そうしたところに、活版印刷ならではの“味”があります。

「大豆さん」が人気。活版ノートも手に取っていただきました

中でも好評だったのが、「大豆さんコースター」。

ブースでは「かわいい」と声をかけていただくことも多く、キャラクターや商品そのものを入口に、活版印刷に興味を持っていただくきっかけになりました。

また、活版ノートも実際にご購入いただきました。

技術を説明するだけではなく、「欲しい」「使ってみたい」と思える商品から印刷技術を知ってもらう。

自社商品をつくる意味を、改めて感じる機会にもなりました。

活版印刷の“味”は、付加価値になる

今回の出展を通して改めて感じたのは、活版印刷ならではの“味”そのものが、商品の付加価値になるということでした。

効率よく、均一に印刷することだけを考えれば、現代にはさまざまな印刷方法があります。

それでも活版印刷には、紙とインキと圧力が重なって生まれる、少し独特な表情があります。

完全にフラットではないからこそ感じる存在感。

触ったときの感覚。

紙との組み合わせによって変わる仕上がり。

そうした特徴をうまく商品やデザインに生かすことで、「ただ印刷されている」だけではない価値をつくれるのではないかと思っています。

東京・赤羽から、もっと活版印刷を

今回、もうひとつ大切にしていたのが、同じ印刷業界の皆さんに、**「東京・北区赤羽に、活版印刷ができるSHOBIがある」**と知ってもらうことでした。

会場では技術についての質問だけでなく、仕事の相談につながりそうな会話も生まれました。

自社ですべての商品をつくる必要はありません。

「このデザインを活版で表現してみたい」

「自社の商品に活版印刷を取り入れてみたい」

「ちょっと変わった紙ものをつくってみたい」

そんなときに、「そういえば赤羽に活版をやっている会社があったな」と思い出してもらえる存在になれたらと思っています。

商品を売ることだけではなく、商品をきっかけに人と話し、技術を知ってもらい、新しいものづくりにつながっていく。

今回のペーパーサミットジャパンは、SHOBIにとってそんな可能性を感じる2日間になりました。

これからも東京・赤羽の工場から、活版印刷の面白さと、そこから生まれる新しい商品や表現を発信していきます。

「こんなものも活版でできる?」というところから、ぜひ気軽にご相談ください。


5. FAQ

Q. SHOBIではどんな活版印刷の商品をつくれますか?

カードやメモ帳、ノート、コースターなど、さまざまな紙製品への活版印刷に取り組んでいます。商品に合わせた活版印刷の使い方についてもご相談いただけます。

Q. 活版印刷の特徴は何ですか?

紙に版を押し当てて印刷するため、紙や印圧によって独特の凹凸や表情が生まれるのが特徴です。

Q. オリジナル商品の相談もできますか?

はい。SHOBIでは印刷だけでなく、活版印刷を生かした商品づくりについてもご相談いただけます。

Q. SHOBIの活版印刷工場はどこにありますか?

東京都北区赤羽エリアにあります。東京で活版印刷を使ったものづくりを検討されている方からのご相談も承っています。